#8 出来ないを出来るに変える地道な作業

ご訪問ありがとうございます。 グレイテスト母さんに興味を持って下さり、

ありがとうございます。

グレイテスト母さん、企画構成の岡本安代です。 


11月に入り、連休中もしっかりお稽古。

稽古場には顔を出した息子が開口一番、驚きながら言いました。

「・・・え?こんなにしっかりした稽古だったんですか。。。」

しっかりと指摘し合い、改善を目指す母と祖母の姿が、意外だったようです。

とても驚いていました。


「ばーたんも、母上の提案を、一生懸命聞いてくれて、、、なんか。。。感動。」


確かに、古希を超えた母が、まだまだ若輩の娘の言うことに必死に耳を傾け、

聞き逃すまいと懸命に向き合ってくれている。

限られた時間を有意義な稽古にするために、

それぞれが必死にアップデートをしていくのだが、

きっとそれは年齢を重ねれば重ねるほど、その難易度が上がるのだ。


ひとつひとつ、できなかったことをできるに変えていくために、

ひたすら、ひたすら出来ないに向き合っていく。

地味な作業がひたすら続いている。

母はできないに戦っているというより、年齢と戦っているようにも思う。

母だけではない、私も含めて、それは少なからず、誰にも言えることだ。

昨日のことなのに、今日忘れているということが日常生活でも多々ある。

いわんや細かい五線譜の上をや。

加齢に抗う母の背中に気迫さえ感じる。

稽古を通じて、母のストイックな部分を初めてを見た。


ありがたいことに、ご予約も続々と頂いている。

ご来場くださった方に、来てよかったと思ってもらえるように

しっかりと仕上げて参ります。


グレイテスト母さん

母さんは、偉大だ。私の母さんも、あなたの母さんも。そう、グレイテスト母さん。苦しい時、救ってくれた母さんの言葉。どんな時も、母さんだけは僕を信じて待っててくれた。どんな高級料理よりも、母さんの作ったおにぎりが1番美味しい。母さんが笑顔で元気でいてくれたらそれでいい。やはり、母さんにはかなわない。そう気がついたのは大人になってからのことでした。